東京土建・技術対策委員会主催の建築見学会で回った都内の洋風建築のページです。
東京には、明治から昭和初期にかけての洋風建築がたくさん残されており、
一部は修復・公開されています。歴史的な意義もさることながら、携わった職人の高度な
技術や、現在では不可能になってしまった工法が随所に見られます。
第7回東京建築カレッジ公開講座の講師、鈴木嘉吉先生は、「古代から現代までの中で、
どの時代の大工が優れていたか」という質問に対して、「明治期の大工さんがいちばん
高い技術を持っていると思います。西洋建築が入ってきて明治の大工さんはうんと勉強
したんです」と答えられていました。
意外と身近にある名建築。散歩がてら、見学されてみてはいかがでしょうか。
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