全建総連主催の第26回全国青年技能競技大会が、9月12日から14日まで北海道立総合体育センター(北海きたえーる)サブアリーナで行われました。
爽やかな気候となった北海道・札幌に全国の地域予選を通過して集まった選手は、35県連・組合から80人でした。初日には開会式、競技説明、夕食懇親会が行われ、二日目・午前9時30分に競技開始になりました。
競技課題は、仕様概要に従い「四方転び踏み台」を6時間以内に製作するもので、図面・作品の正確さを競います。今回の競技会場は窓のないつくりで、ちょうど良い広さで天井も高く、選手には良い会場でした。
競技は、さすが全国大会。原寸図2枚をほとんどの選手が40分かからずに提出、木削り・墨付け・加工仕上げもほとんどの選手が順調に進めていました。組み立てに入って、間違い・不具合のあった選手はバタバタしていましたが、73人の選手が作品を完成させ提出しました。
東京土建からは、東京都連代表として3人の選手が出場。氏平達也さん(江戸川支部)が銀賞・林野庁長官賞等を受賞し、山田幸延さん(江東支部)・小井土隆さん(江戸川支部)も入賞し、2年連続の全員入賞を果たしました。
今年の優勝は三重建労の選手でしたが、入賞者の点差はあまりないとの講評でした、来年の競技大会は横浜市のパシフィコ横浜で行われます。東京都連の競技大会を勝ち抜くことも大変ですが、多くの方が挑戦してください。
東京都連では10月17日から初級規矩術講習会を開講します。この講習会は競技大会参加への手助けになります。