第13回東京建築カレッジ公開講座「東京の西」物語は、7月25日「けんせつプラザ東京」で行われ、180人を超える参加者があり盛大に開催されました。
今回の公開講座では、古くから良質な木材として知られている「西川材」の生産地・飯能地区で地産材を使用した木造住宅建築を推進している大河原章吉さん、「西川材」を使用して伝統工法で建物を造っている清水慶吉棟梁、「徳島すぎ」で有名な徳島県・木頭林業地域で林業家として活動している和田善行さんの3人の方に講演していただきました。
講演では、それぞれ地元の木材で建てた建物の素晴らしさが語られましたが、現実の問題として材木の価格が林業等の労働・苦労・努力とつり合わず、資源が有効に活用できない現状が語られました。
一階のホールには建築カレッジの紹介パネル、卒業生・指導員・講師の作品などが展示され、来場者が熱心に見ていました。