東京土建技術研修センターは、全国最大の建設労働組合である東京土建一般労働組合が母体となって設立した職業訓練法人です。2年制の職業能力開発短期大学校「東京建築カレッジ」をはじめ、二級建築士受験準備講座、建築CAD講座、各種作業主任者技能講習など、さまざまな建設関連の講習コースを実施しています。 建設関連の労働組合が設立した職業訓練校は全国に数多くあり、全建総連(全国建設労働組合総連合=組合員数約70万人)に所属する組合だけでも、およそ120校が認定職業訓練を実施しています。このように、大手ゼネコンやハウスメーカーではなく、労働組合が建設産業の担い手となる人材を育成するというシステムが、日本の建設産業のひとつの特徴となっています。 東京土建技術研修センターで実施しているコースのほとんどは、東京都の認定を受けた職業訓練です。 また、作業主任者をはじめとする労働安全衛生法関連のコースは、東京労働局の登録講習機関として実施しています。これらの基準を満たすだけでなく、建設業に従事している方々の技術技能の向上や資格取得の要望に応えるべく、常に新しい情報を取り入れるよう努力しています。 |